健康経営支援サービスBeatFit for Business、NTTドコモグループでのオンラインイベント運用を通して約1万人の従業員に対しテレワーク中の運動不足解消・社内コミュニケーションを促進
〜2か月に渡るイベントを通して従業員の運動習慣率の向上をサポート〜
健康経営優良法人(ホワイト500)の認定も受けているドコモグループ(※2021年度時点)は、2021年から健康増進施策のひとつとして「BeatFit for Business」(以下「BeatFit」)を導入。BeatFitを導入して以来、当社担当者と一緒に、二人三脚でBeatFitの導入を社内で推進して参りました。その結果、2か月に渡るイベントに1万人を超えるドコモグループの皆様がイベントに参加して頂き、従業員の皆様からも高い評価を頂いたことを受け、本年度も継続してBeatFitをご利用頂いております。
導入時の背景やこれまで行ってきた運用、導入後の効果、継続理由について、人事部の石垣様にお話を伺いました。
■従業員の行動変容を実現し、健康経営と事業の持続的成長を目指す
―――初めに、御社の中での石垣様が所属されている部署のミッションを教えてください
ドコモグループの持続的成長に向けた『健康経営を軸とした福利厚生サービス』の実現。この目標を通じて従業員の行動変容を促進していくことが人事部厚生担当の健康経営のミッションとなります。
■BeatFit導入の背景/導入理由について
―――健康経営優良法人に5年連続で認定され、心身両面からサポートするような様々な健康施策を行っているとお聞きしていますが、その中でBeatFitを導入いただいた背景をお教えいただけますか?
例年実施していた健康施策が、コロナ禍で外出制限がかかり実施することが難しくなったことから、家の中でできる運動イベントを探していたところ、スマホでできるBeatFit社のアプリに出会いました。
―――BeatFitの導入の決め手はなんだったのでしょうか?
大きく3つあります。企業向けのカスタマイズがBeatFitのみ可能だったことと、BeatFit社の対応スピードが速かった点、そしてリーズナブルな点です。
まず1つ目ですが、従業員への健康増進施策の浸透を考えたときに、自分ごととしてとらえてもらえるように、テンプレート対応ではなくオリジナリティを出した対応が必要だと考えており、サービスを比較検討する段階から、カスタマイズ可能なイベントを探していました。
実施までの時間がなかったこともあり、比較検討の際から対応スピードも重要な要素としてみていましたが、BeatFitの担当者様の対応のスピードは本当に速かったと思います。
また、厚生施策は変化がないことが多いですが、Beatfitアプリには豊富なコンテンツがあるので、告知やプッシュを繰り返しやすいことも良い点だと感じています。
―――Beatfitの導入の決定から実際に使い始めるまで大変でしたか?
弊社のセキュリティーなどにも考慮した形でアカウントを発行してくださり、メールアドレスのみですぐに利用開始できました。大きな組織なので社内の連携は大変ですが、企画から導入までのBeatFitの担当者様のスピーディーさに大いに助けられました。
■オンラインイベントについて
―――実施されたオンラインイベントについて詳しくお聞かせください
ドコモグループの従業員に対して、リモートワーク環境下(家ナカ)でもできる運動機会の提供をすることで、運動の習慣化を図り、従業員の健康維持促進に繋げることを目的として実施しました。
コロナ禍でなかなか出社できない中、従業員同士のコミュニケーションも希薄化しているという課題があったので、本イベントを通じて その活性化に少しでも役に立てばということも意識して、イベントの競い方には、個人戦だけでなく団体戦も取り入れました。
個人戦では、運動すると1日ごとに1マス進むすごろく形式で、全国のドコモショップをめぐるモチーフで、団体戦では部署対抗で参加率や受講日数に応じて基地局が建設されていくモチーフで実施しました。
―――実施されたオンラインイベントの企画や仕組みの設計などは大変でしたか?
これまでに実施したことがない形式のイベントだったので、どういった内容であれば社員が積極的に参加してくれるのかをゼロベースで考えることは大変でした。ただ、BeatFit社が今までの取り組み例から「こういった内容だったら従業員は興味を持ってくれる」「イベントへの参加を継続してくれる仕組み作りに繋がる」と様々なアドバイスを下さったお陰で、ドコモのオリジナリティ溢れる楽しいコンテンツができたのではないか、と感じています。
実際に社内でもポインコを使った可愛いデザインは好評で、チームの実績に応じた基地局の建設もテーマが面白いと人気でした。
―――2ヶ月間のイベント期間中、御社内ではどのように運営されていましたか?
また、社内でイベント活性化のために独自の工夫や取り組みなどはされましたか?
1週間に1回のペースでおススメコンテンツやおススメのトレーナー・インストラクターの紹介など情報の発信を実施しました。告知は、イントラネットや社内チャットで週一回程度のペースで発信していました。BeatFitの担当者に告知用の素材を作成していただいたので負担はなかったです。
社内イントラネットはもちろんのこと、社内のコミュニティツールとして使用しているSlackでの全体チャンネルなど社員の目につくところには発信を継続しました。地域によっては地域独自のコミュニティサイトや社内報にも取り上げていただいたと伺っております。
また、積極的に利用してくださっている従業員に対して、どのような使い方をしているのかインタビューをBeatFit社から実施していただき、その内容を発信することで、ドコモグループで働く仲間がこんな使い方をしているんだ!という気付きに繋げるようなコンテンツも発信しました。
いずれもBeatFit社に協力いただきながら進めることができ負担なく実施することができました。
―――イベント実施の結果はいかがでしたでしょうか?
自分の興味関心や環境に合わせて受講するクラスを選べることや、キャラクターや基地局のモチーフなど企画の設定が楽しんでもらえたことで、期間中に約1万1千名が参加しました。
また、社員からも想定を超えて非常にポジティブな反応が多く、イベントを企画している側からすると素直に嬉しかったです!
事後のアンケート結果を見ると、当初目的として掲げていた運動の習慣化はもちろんのこと、社内のコミュニケーション活性化についても、組織によっては自分たちでオススメのトレーナーや講座を共有しあったり、朝礼や昼休憩の間に一緒にストレッチを実施したりと家ナカFitキャンペーンを通じた交流もあったようで今回のイベントを実施して本当に良かったと感じています。
―――「組織によって」とおっしゃられましたが、組織ごとに専任者が任命・配置されている体制なのでしょうか?
本社厚生担当→各社厚生担当→各組織総括担当という流れで情報が流通していく組織構造になっており、各社厚生担当が独自に予算をもっています。ドコモグループが健康経営の方針を決め、それを各社に示すので、その方針や施策に応じて各社予算を確保し、各社の予算の中で、ボトムアップで施策を企画・実行しています。
今回は、本社厚生担当が主としてイベントの取り仕切りを実施し、各社厚生担当が、本社からのイベント実施内容をもとに、各社・各地域でのイベント盛り上げ・場合によっては独自施策を実施いただき、家ナカFitキャンペーンの発展に協力いただきました。
イベントではポインコが各県のドコモショップを巡るモチーフだったので、各々がその時々で何県にいるのかわかるように、すごろく形式で社内に掲示したり、始業時のラジオ体操代わりにやっていたこともありました。こういった施策が出てきたのは、ご提供いただいているダッシュボードが使いやすく、オンタイムで利用状況が把握できるということ、また、コンテンツが3分からという短い時間で利用できるからこその施策だったと感じています。
―――実際にイベントを運営してみて、どういった点がよかったでしょうか?
いちユーザーの目線では、手軽に3分から始めることができ、かつコンテンツ数も非常に多いため、今日はこれしよう、明日はこのコンテンツにチャレンジしようといったようなワクワク感を持ちながら楽しむことができたのではないかと体感しています。また、その手軽さから継続的に実施いただく方も非常に多かったため、なかなか運動習慣が身につかないという人にも効果的なイベントだったと思います。
家のナカで実施できることで、ご家族と一緒に運動している方も多く、社員だけでなくそのご家族にも一緒になって楽しんでいただける厚生メニューはなかなか無いので、この点も良かったです。
また、運営側の目線では、リアルタイムでデータが見れるダッシュボードは、本社厚生担当以上に各総括が利用していた、という印象です。それが独自企画の実施やその盛り上がりを促し、リアルタイムのPDCAの実現に繋がりました。
グループ全体を巻き込んだイベントは非常に準備・稼働がかかるものになるのですが、BeatFit担当者様が積極的にサポート下さったお陰で円滑に運営ができました。企業対企業の枠を超えたパートナーとして一緒に仕事ができ、イベントも大成功で本当にBeatFit社には感謝しています。
■BeatFit導入後の健康増進効果について
―――参加された従業員様からの反響はいかがでしょうか?
多くの社員にご利用いただき、今までのイベントでは効果が得られなかった「肩こり・腰痛の改善」や「引き締まった」という身体の変化を実感するコメントもいただけたのは非常に良かったと感じております。
<社員の声>
- 始めたばかりなので、次回の表彰式で名前が出るように、継続して頑張って行きたいです!!
- 習慣化ミッション楽しんでます。シークレットミッションが何だろうとワクワクしながらいろんなことに挑戦中です!
- インドアバイクのクラスがあって良かったです。ずっと眠っていたエアロバイクが楽しくなりました。
- インストラクターの励ましと音楽のテンポに乗ると楽しくフィットネスできますね。継続していきましょう!
- 毎日瞑想で寝落ちしてます!オススメ。
- 在宅勤務の合間にするといいですね
- 時間を有効に使えてかつリラックスできるの最高です!
- 簡単に短時間でできるのがとても良いです。
- 腰痛改善に効果もありました。
- 約2ヶ月の継続で、主治医も驚きの血糖値大幅down! 継続は力なり。
- 最初は腕を平行にあげるのも辛かったですが、今は楽にできるようになり、肩甲骨周りもかなりほぐれてきたことが実感できます。
- 子ども(幼児)を巻き込めたので寝る前に一緒に取り組んだり、ママ体操するね〜と言えば理解してくれるようになりました!
- 家族を巻き込んで毎日の習慣にした
睡眠・マインドフルネスなどイベントの評価対象外にしていた一部ジャンルのコンテンツにも、積極的に取り組んでいただいておりました。従業員がBeatFitのコンテンツを気に入って使ってくださっていたことの現れだったかと思います。
各社・各部署総括からコミュニケーションが促進されたという話があがってきており、社内の交流促進としても良かったと考えています。
■今後の健康経営について
―――今後の健康経営や社内の健康増進の取り組みの展望を教えてください
イベントは成功したものの、長期的な観点で社員の生活習慣の数値を改善していくことには依然として課題があると考えています。そのため、今後もフィジカル・メンタル両面について社員のサポートを強化していきたいと考えております。
今後も時代に求められている「健康経営」をテーマに、今回のようなイベントを継続して実施していきたいです。
――――石垣様、お話しありがとうございました!
従業員の運動不足問題をアプリ一つで解消する「BeatFit for Business」
「BeatFit for Business」は、従業員の運動不足を簡単に解消することが出来る、当社が運営するフィットネスアプリ「BeatFit」を活用した健康経営ソリューションです。当社オリジナル制作のフィットネスコンテンツは「運動を習慣づけること」を目的にデザインされているため、Youtubeなどの動画コンテンツとは全く異なる体験価値を提供しております。
法人担当者様には、従業員のアプリ利用状況をリアルタイムで専用ダッシュボードからご覧いただくことが出来ます。また、企業専用のバーチャルイベントの開催により、社内の運動促進やコミュニケーション活性化にご活用いただけます。現在、食品会社や鉄道会社、製薬会社、商社、証券会社、百貨店などの企業様、そして官公庁様といった様々な組織でご利用いただいております。
<ホワイト500・健康経営銘柄認定企業がBeatFit for Bizを導入する理由>
- 1. ダイエットからストレス解消、ウォーキングから筋トレ、睡眠やパワーナップなど、多様なニーズや関心に応える高品質のヘルスケアコンテンツを700以上提供して
- おり、運動機会の増進に向けた取り組み、メンタルヘルス対策への取り組みとして活用可能
- 2. 専用ダッシュボードを通してリアルタイムでアプリ利用状況を把握確認することができ、またアプリ利用実態と健康診断結果などを掛け合わせ、健康経営の推進に
- 関する効果検証をスピーディに行うことが可能
- 3. イベント機能を通して、社内で競争や表彰、社内コミュニケーションの促進、職場の活性化にも活用可能
- 4. BeatFitスタッフが導入~社内告知までフルサポートするため、少数の実施体制でも手間をかけず短期間でスムーズに導入が可能
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