2021エッセイコンテスト 最優秀賞:ジヤンズさん生まれて初めての30分ジョギング
Beat fitで変わったことはたくさんあります。
その中で長年続けているピアノと子どもの頃からずっと患っている喘息に変化があったことをこれから書いてみようと思います
喘息の持病があるため運動はほとんどしないで生きてきました
そのため人より健康になりたいという意識はとても強かったと思います。
知人の紹介でbeat fitを知り、最初はたくさんのクラスをつまみ食いのように楽しんで受講していました。
ウオーキングクラスの中でジョギングがほんの少し組み込まれているクラスがあり、そこで走ったのが最初のきっかけでした。
「ゼロから始める走り方講座」を「試しにやってみよう!」と。
自宅から駅までの500mが走れない私に30分走ることが出来るようになれることは想像もできないことでした
でもコーチを信じてワンステップずつクリアしていきました。
そして時間と回数を重ねてある時、生まれて初めて30分走れるようになり、その時の感動は今でも強く残っています
自分でもできるという自信と走りきれた達成感は大きな喜びでした
苦しい時もありますが、走りながらコーチの言葉に支えられて、一人で走っていることを忘れさせてくれます
力を抜く大切さ、呼吸のアドバイス、無理をしないで楽しむ、、、
ジョギング中よく出てくる「力を抜いて」というアドバイス。
全ての技を要するもの、スポーツ、楽器、工芸、料理etcには共通して「力を抜く」ことが求められていると気づきました
いつもピアノ演奏で注意を受ける「力を抜く」そして「体幹」
コーチが時々言う「肩だら~ん、手ぶらぶら」。
ピアノの音と一緒にコーチの「手ぶらぶら~」が横で聞こえてくると、不思議にきれいな音に変化します
そしてもう一つの大切な体幹
これもよく注意を受けることです
体の芯は動かさないで幅広いピアノをコントロールすることができずに苦しんでいました
その為「プランク」の入っているクラスをよく受講しています。
体幹を鍛えることで安定した音と指の動きが得られることも学びました
ジョギングと体幹とピアノ、毎日やっているうちに共通点が見つかり、大事な要因が見えるようになりました
喘息の持病のため呼吸が上手にできないことで様々なところでつまずいていますが(音楽のフレーズの取り方、リズム感、登山など)ジョギングを始めてから少しずつそれが改善されてきました
ピアノの大切な一つの要素が呼吸と気づかせてくれたのもジョギングでした
喘息の発作はbeat fitを始めてから一度もありません。
そして心拍数がいつも高く平常時で80くらいあったのが、ジョギングを始めてから50台になりました
心肺機能が強くなったと実感しています。
私の年齢では現状維持が難しく、衰えることばかりが目に見えてきます
Beat fitに出会わなければ人生で1度もすることはなかったジョギング
そして自分の趣味の道と持病に改善が見られたこと、感謝でいっぱいです
これからもよろしく